中野裕明師 待降節黙想講話

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12月2日(日)、待降節第一主日にあたり黙想講話を拝聴しました。講師は日本カトリッ神学院養成者の鹿児島教区司祭・中野裕明神父様。翌日の12月3日が聖フランシスコ・ザビエルの記念日にあたることにもちなみ、「日本におけるキリスト教の始まり-3人の薩摩人の信仰の証し-」と題して、鹿児島にゆかりの3人の生涯をご紹介くださいました。その3人とは、ザビエルが日本に来るきっかけをつくったヤジロウ、ザビエルから洗礼を受け、ローマに留学し、日本人最初のイエズス会修道士となったベルナルド、それから1608年に薩摩川内で殉教したレオ税所七右衛門(さいしょ・しちえもん。2008年に列福された188殉教者の一人)。先達への尊敬心と誇りをにじませながら3人の心のひだに触れるお話となり、現代を生きるわたしたちの信仰を見つめ直すための大きな歴史的視野を提供してくださいました。

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