「アーメン」を力強く!

KIMG0539II.png8月26日、典礼部典礼教育係の主催で、典礼研修会が行われました。テーマは「アーメンを力強く! ミサ式次第の確認」。
普段、ミサの中であまり意識せずとも口をついて出てくる「アーメン」ですが、1回のミサの中でなんと12回も唱えられています。この言葉について、研修会ではまず原語であるヘブライ語の発音、つぎに「まこと・真理」を意味する「エメト」から「エムナー」(信頼)、「アァマン」(信頼する)、「アァメーン」(まことに)へと派生していく過程について学び、そしてそれが唱えられる場面をあらためて振り返りました。
「アーメン」に主眼をおいてミサを見ると、それが始まりの挨拶から最後の派遣までの各部の集会祈願をしめくくる位置にあることがわかります。「祈りを完成させる役割は我々に委ねられている」そう意識するとき、ミサに参加する私たちの気持ちのあり方もまた違ったものになってくるのではないでしょうか。
ミサが深いものとなるよう、力強く「アーメン」と唱えたいものです。