久しぶりの子どもたちの歌声

8月最後の土曜日である29日、子どもとともにささげるミサが行われました。

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灰の水曜日以降ミサが非公開になり、6月21日に条件付きで公開されるようになってからも「子どもとともにささげるミサ」はありませんでしたので、寂しい思いをしていた子どもたちも多かったと思います。

半年ぶりとなるこの日の子どもミサは、会衆席に大型スクリーンが設置され、ウェブ会議システムを利用して聖堂と各家庭を結んで捧げられました。スクリーンには祭壇の神父さまと、各家庭のモニターを通して神父さまを見つめる子どもたちやリーダーが映っています。家庭で見られない子どもたちは聖堂で参加しました。

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聖書朗読は自宅で参加している子が担当。
神父さまからは、「五大陸のロザリオ」のお話があり、事前にこっそり各家庭に送られていたそのロザリオをサプライズでプレゼント。「お祈りをするときはひとりじゃない。神さまといつも一緒。マリアさまとも一緒。世界の人々のために祈りましょう」と呼び掛けられました。

子どもたちが描いた絵をスクリーン上で見せあって奉納、「手を差し伸べあう優しい心を忘れないでいられますように」とスピーカーを通して共同祈願、などなど、新しい形の子どもミサの初めての試みでした。

閉祭では、各家庭と聖堂で手話をしながらの「アーメン、ハレルヤ」の歌声が響きあっていました。

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