教会学校サマーキャンプ2017「いのちって、すばらしい!」

恒例の教会学校サマーキャンプは、今年もあきるの教会で7月22日から24日まで開催。すべてとどこおりなく行われました。参加の子どもたちは11人(男子1班、女子2班)。これに中学生、高校生、大人たち約20人が加わり、大所帯も心を一つに楽しい3日間を過ごしました。テーマは「いのちってすばらしい」。教皇フランシスコの回勅『ラウダート・シ 共に暮らす家を大切に』の呼びかけにこたえ、いのちの恵みを感じ合い、小さないのちも大切にする心をはぐくむことを目指しました。
1日目の目玉は、秋川渓谷大岳鍾乳洞を探訪。狭く起伏に富んだコースを楽しみました。涼しい中、自然が生み出した奇観が心に残ったことでしょう。
2日目はミサ後、すぐ秋川渓谷での川遊び。曇り空でしたが、川の流水と戯れ、小さな魚を探すなど、ひとときを歓声とともに過ごしました。雨粒も落ちてきたため、お昼で切り上げ、教会に戻った午後はお遊び満載。スイカたたき、風船バレー、フラフープ、花いちもんめなどで沸きました。疲れを知らない子どもたちは、続いて「わたしが大切にしたい小さないのち」というテーマに従ってそれぞれお絵描きに専念。思い思いの作品が生まれていきます。
次に「福音のたとえを実演しよう」のワークに挑戦。「よいサマリア人のたとえ」「ほうとう息子のたとえ」「10人のおとめのたとえ」を題材に、多くの子がこの役したい、あの役したいと目を輝かせて手を挙げ、熱心に演じてくれました。3日間通じて、テーマソング「祈りの時」を、原作となった絵本を味わいながら、何度も練習したのも今年の彩りです。
3日目、各自が描いた絵を発表し、ミサでは福音朗読のところで「よいサマリア人のたとえ」を実演。最後に、3日間の思い出を胸に「祈りの時」を歌って終了。あきるの教会への感謝のうちに関町への帰路につきました。
新しい顔ぶれも迎えつつ子どもたちがよくまとまり、一人ひとり少しずつ成長の面影を見せた今年のキャンプ。「いのちってすばらしい」――その実感に包まれ、子どもたちの躍動した日々を神に感謝!