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ダイアリー

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6月11日、"原町教会応援カフェ"が開催されたこの日、9時半のミサの中では、神学生のプレディカチオで、東日本大震災直後の被災地の様子が語られました。
当時公務員として働いていた彼は、庁舎にいるときにあの地震に襲われました。被害状況の確認で目にしたのは、1週間前の同じあの時間に会議をした施設が被災し、鉄骨のみが残っている、その姿でした。立ち尽くしてしばらく動くことのできない彼。自分はなぜ生きているのか、生きている意味について問いかけます。さらに、陸前高田市役所では市職員の3分の1に当たる100人以上が津波にのみこまれたという目を覆いたくなるような事実に直面し、命についても考えます。日々の震災対応の中で、「困っている人がいる、なんとかしなければならない。皆で頑張ろう。気が付いたら体が動いていた」という"心で動く"体験をし、また全国からの支援物資"皆様の心"に涙が出たと語ります。最後に「信仰は生きる希望」と結ばれたその言葉が、胸に響きました。


ミサ後には、7年目の被災地に向け、支援のための"応援カフェ"が開かれました。
戦後復興の時期にケルン教区の援助を受けた私たちは、その精神を受け継ぎ、支援を続けていきたいと思います。

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6月4日、新聖堂建設プロジェクトの第2回中間説明会が行われました。
前回の開催から1年4ヵ月を経た今回の説明会では、現聖堂と新聖堂のプランを平面図を使って比較、新聖堂の全体像や内陣・会衆席・2階席・入口付近のイメージプランが、実寸をもとにした立体的な画像で披露されました。
関町教会のDNAとして受け継いでいくもの、機能性に配慮して新たにデザインされたことなど、私たちの新聖堂への"おもい"が少しずつ"かたち"になっていきつつあります。
献堂60周年を迎えた今、ケルン教区の援助により建てられたこの教会の原点を思い起こしつつ、ここに集う信徒皆の関わりのうちに一歩ずつ歩みを進めていきたいと思います。

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関町教会は、今から60年前、ドイツ・ケルン教区の援助によって建てられました。
5月30日の献堂記念日を前に、そのケルン教区と献堂式にも来られた当時のケルン大司教ヨゼフ・フリングス枢機卿様について学ぶスライドショーが28日に開催されました。
先の大戦により東京同様空襲を受け、市街地の95%が破壊されたケルン。町の復興も、大聖堂の修復もまだ途上にあった1954年、当時の800小教区のクリスマス献金のすべてが世界の宣教のためにと捧げられ、東京へと届けられたのでした。

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そしてそれを決断をされたフリングス枢機卿様は、ナチス政権下では"極悪非道のきわみ"とナチスを公然と批判してゲシュタポの監視下に置かれた方であったこと、さらに、教会の歴史の中での大きな転換点ともなった第2バチカン公会議では、議長枢機卿団の一人として役割を果たされたことなどが、当時の記録とともに紹介されました。
余っているから捧げるのではなく、自分のことは後回しにしてでも隣人のために心を尽くすという、60年前にケルンの方々が示された福音の精神。私たちにはそれを受け継ぐ義務がある。そう気づかされた学びのひとときでした。


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